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長崎市の塩害対策!海沿いの外壁塗装で知っておくべき3つのポイント

長崎市は三方を海に囲まれた美しい港町ですが、海沿いの立地は建物にとって過酷な環境でもあります。塩分を含んだ海風は外壁に深刻なダメージを与え、適切な対策を行わないと建物の寿命を大幅に短縮してしまいます。

今回は、長崎市で外壁塗装を検討されている方に向けて、塩害対策で最も重要な3つのポイントを地域密着業者の視点から詳しく解説します。

塗装工

長崎市の塩害の実情

塩害が深刻なエリア

長崎市内でも特に塩害が深刻なのは以下のエリアです:

  • 長崎港周辺(新地町、出島町、築町)
  • 西海岸沿い(式見町、琴海地区)
  • 東山手・南山手などの斜面住宅地
  • 伊王島・高島などの離島部

海岸線から500m以内の建物は特に注意が必要で、内陸部でも海風の影響を受ける高台では塩害が発生することがあります。

塩害による外壁への影響

塩分は金属部分の腐食を促進するだけでなく、塗膜の劣化も早めます。具体的には:

  • 塗膜の剥離・膨れ:塩分が塗膜内部に浸透し、接着力を低下
  • 白華現象:塩分がコンクリートやモルタルから析出
  • 金属部分の錆び:雨樋、庇、手すりなどの腐食進行
  • カビ・藻の発生:湿気と塩分で微生物が繁殖しやすい環境

ポイント1:耐塩害性能に優れた塗料選択

推奨塗料の種類

フッ素系塗料

  • 耐用年数:15~20年
  • 特徴:最高レベルの耐候性と耐塩害性
  • 価格:高価格だが長期的にはコストパフォーマンス良好
  • 代表製品:日本ペイント「ファイン4Fセラミック」、関西ペイント「アレスダイナミックTOP」

無機系塗料

  • 耐用年数:20年以上
  • 特徴:塩分による劣化に最も強い
  • 価格:最高価格帯
  • 代表製品:エスケー化研「クリーンマイルド無機」、日本ペイント「無機ハイブリッドコート」

高耐久シリコン系塗料

  • 耐用年数:12~15年
  • 特徴:コストと性能のバランスが良い
  • 価格:中価格帯
  • 代表製品:エスケー化研「クリーンマイルドシリコン」、日本ペイント「水性シリコンセラUV」

塩害対応の特殊機能

防藻・防カビ機能 長崎市の高湿度環境では、藻やカビの発生が外壁劣化を加速させます。防藻・防カビ剤配合の塗料を選択することで、美観維持と塗膜保護を両立できます。

透湿性機能 外壁内部に侵入した湿気を外部に逃がす透湿性能も重要です。湿気がこもると塩分の悪影響が増大するため、適度な透湿性を持つ塗料が推奨されます。

ポイント2:下地処理の徹底実施

塩分除去の重要性

塩害対策で最も重要なのは、既存の塩分を完全に除去することです。塩分が残ったまま新しい塗膜を形成しても、内部から劣化が進行してしまいます。

高圧洗浄による塩分除去

  • 圧力設定:14.7MPa以上の高圧で実施
  • 洗浄時間:通常の1.5~2倍の時間をかけて丁寧に
  • 乾燥期間:洗浄後は2~3日間の十分な乾燥期間を確保

中性化処理 コンクリートやモルタル外壁では、アルカリ性が低下する中性化現象が塩害と相まって劣化を加速させます。中性化部分には専用のプライマーで処理を行います。

金属部分の処理

錆び除去

  • ケレン作業:3種ケレン以上の徹底した錆び除去
  • 防錆プライマー:亜鉛リッチプライマーなど高性能防錆材の使用
  • 重ね塗り:防錆効果を高めるため中塗り・上塗りを確実に実施

ポイント3:定期メンテナンスの計画的実施

点検スケジュール

年1回の目視点検

  • 実施時期:台風シーズン後の10~11月が最適
  • チェック項目:塗膜の状態、金属部分の錆び、シーリングの劣化
  • 記録保存:写真付きの点検記録で経年変化を把握

3年ごとの専門点検 プロの塗装業者による詳細点検で、目視では分からない初期劣化を発見します。

部分補修の適切なタイミング

早期発見・早期対応 塩害は一度進行すると急速に拡大するため、小さな異常でも早期の対応が重要です。

部分補修の目安

  • 軽微な錆び:発見後1か月以内
  • 塗膜の小さな剥がれ:発見後3か月以内
  • シーリングのひび割れ:発見後6か月以内

長崎市特有の気候への対策

台風対策 長崎市は台風の通り道にあたるため、強風による飛来塩分の影響が大きくなります。台風後は必ず外壁の清掃を行い、塩分を洗い流すことが重要です。

梅雨期間の管理 梅雨の長期間の湿気は塩害の影響を増大させます。除湿や換気により、外壁周辺の湿度管理を心がけましょう。

費用対効果を考えた塩害対策

初期投資と長期メリット

塩害対策用の高性能塗料は初期費用が高くなりますが、長期的には以下のメリットがあります:

経済的メリット

  • 塗り替え頻度の減少(通常塗料の1.5~2倍の耐久性)
  • 建物価値の維持
  • 大規模修繕の回避

快適性の向上

  • 美観の長期維持
  • 断熱・遮熱効果による室内環境改善
  • メンテナンスの手間軽減

長崎市の助成金活用

長崎市では住宅リフォーム関連の助成金制度があります。塩害対策も対象となる場合があるため、施工前に確認することをお勧めします。

まとめ

長崎市での塩害対策は、単なる美観維持ではなく建物の資産価値を守る重要な投資です。

重要ポイントの再確認

  1. 耐塩害性能の高い塗料選択:フッ素系・無機系塗料の検討
  2. 徹底した下地処理:塩分除去と防錆処理の確実な実施
  3. 計画的メンテナンス:定期点検と早期対応の体制構築

海沿いの美しい環境を楽しみながら、建物を長期間保護するために、これら3つのポイントを実践してください。適切な塩害対策により、長崎市の厳しい海洋環境下でも建物の美観と機能を長期間維持することが可能です。

専門的な判断が必要な場合は、塩害対策の実績豊富な地元業者に相談することをお勧めします。長崎市の気候と塩害の特性を熟知した業者であれば、最適な対策プランを提案してくれるでしょう。

お問い合わせ

内壁塗装・外壁塗装・防水工事は長崎県長崎市の有限会社フクシンへ
有限会社フクシン
〒851-1132
長崎県長崎市小江原1-20-33
TEL:095-894-4211 FAX:095-894-4212
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